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芸術に対して豊かな感性を拝見 |
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東京小石川にあるマンションですが、受付嬢がいてまるで立派なホテルのようです。有名人も何人か住んでいるそうですが、50uで家賃20万・・・、とにかく東京は高いですね。Sさんの部屋は20畳ほどのゆったりとしたワンルーム空間。
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スピーカーのアバロンを核にコンポ類はアナログプレーヤーを除いて、ケーブル類まですべてゴールドムンドで統一してあり、すっきり爽やかな印象です。特に印象に残ったのは部屋のあちこちに飾ってある写真や絵画、お面類です。
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気をつけて見るとアフリカの物が多いです。これは木で出来たワニの置物のようですが、実際にはゲームをして楽しむ物だそうです。また、この亀の椅子は跨って座ると、目の前からは正に自分自身の立派な亀の頭が誇らしげに見える仕掛けになっております。
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運悪く谷間の音で聴いておられた |
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余りにも珍しい物が多いのでオーディオの事はそっちのけです。一通り私の好奇心を満たしてくれた後、今回は大仏と蓮を買って頂きましたので、ウェルテンパードのプレーヤーでチョンキョンファのバイオリンコンチェルトを聴かせてもらいました。
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「あれ・・・?、LPを聴いているにも潤いを感じません」。
「はは〜ん!、これはスピーカーが部屋の谷間に入っているな?!」。
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サウンド・ステーションの試聴 |
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Sさんのご要望で、本日は「サウンド・ステーション」と「スピーカーアタッチメント」を試聴して頂く事になっております。今使ってあるスピーカー用のボードを外し、サウンド・ステーションに入れ替えるのですが、アバロンは思ったほど重くはありません。
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ただ、スピーカーターミナルが底に付いている関係上、結線をやりかえる度にスピーカーを寝かさなければならずこれは大変不便です。事前にセットされていたスピーカーのポジションは背後の壁からスピーカーの背後までで79センチです。
とりあえずは、サウンド・ステーションに乗せ変えた後も同じポジションで聴いてみます。広がり、潤い、余韻等相当良くなりましたが、それでも低音の量感は不足しております。”カイザーウェーブ”については常にローゼンクランツのウェブをご覧頂いていていますので、説明の必要もないくらいよくご理解いただいております。
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”カイザーウェーブ”の調整 |
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おそらく180度反対の谷間に入っているだろうから、
80ミリ後ろに下げて聴いてみる事の提案をさせていただきました。
すなわち、背後の壁から71センチのポジションです。
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もちろん聴く曲は同じです。
同じディスクとは思えない!、
また、同じスピーカーとは思えない!
豊かな響きがたっぷりと出てくるようになりました。
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スピーカーの素の音は |
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ここまで気持ちよく鳴るようになったのですから、
村田のセラミック・スーパーツイーターを外して、
「”アバロン本来の素の音”でどれだけ鳴るのか実験してみませんか?」。
『そうですね!、試してみましょう!』。
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アバロンが圧倒的な実在感を演出し始めたではありませんか・・・。
これには、Sさんも驚いたようです。
スーパーツイターを足した事で得ていた空気感は今一上手くつながっておらず、かえって不自然な感じだったことが判明しました。それよりサウンド・ステーションをスピーカーベースに入れた事によりスピーカーの音楽振動を素直に受け止め部屋中に放出するすることが出来ますので、その空気感で部屋中に響きが充満する事の方がはるかに自然だと言う事が二人とも確信出来たようです。
スピーカーの下のインシュレーターとベースとの関係が、反発関係にあるようでは豊かな音場を創生することは出来ません。皆が協力し合って気持ちを一つにして力を合わせて初めて素晴らしい音楽を奏でられるようになるのです。
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スピーカーアタッチメントの試聴 |
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更にスピーカーアタッチメントを装着して試聴してみます。
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もう、トンデモナイ音に変身です!。
部屋中が豊かな音楽に包まれて、どこで聴いても死角は皆無です。
お伺いしたのも21時と遅かったのですが、気が付いてみると夜中の3時です。
当然の事ながら、Sさんにはサウンド・ステーションとスピーカーアタッチメントのご注文を頂きました。せっかく装着したのですから、出来ればそのまま置いて帰りたかったのですが、明日大掛かりなクリニックの仕事が控えてありますので、申し訳ないのですが、元に戻して納品には再度お伺いさせて頂くということで納得していただきました。
このように、サウンド・ステーションとスピーカーアタッチメントはデモする度に大変な評価を頂き、特にサウンド・ステーションについては今の所打率10割です。どちらも私自身が組み立てをしていますので大変な忙しさです。
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